◇G1・
有馬記念(2023年12月24日 中山芝2500メートル)
G1馬8頭など豪華メンバーが集った暮れの大一番「
有馬記念」は、昨年のダービー馬で2番人気
ドウデュース(牡4=友道)が制し、G1通算3勝目を挙げた。勝ち時計は2分30秒9。
レース後、YouTubeの
JRA公式チャンネルで、
武豊のジョッキーカメラが公開された。
序盤はやや行きたがる
ドウデュースをなだめ、3、4コーナーから一気に進出。大歓声を切り裂いて、トップでゴールを駆け抜けた。
フィニッシュ後、「よぉっし!よくやった、ありがとう!」とパートナーをねぎらった
スーパージョッキー。他馬のジョッキーからも「絵になります!」との声が上がっていた。
引き揚げてきた
武豊は、「ありがとう!」とファンの声援に応え、「ありがとうね、ホンマ。感謝しかないわ」と陣営への感謝を口にした。
10月29日に馬から降りた後に蹴られて戦線離脱しただけに、この日は馬から降りると「あかん、蹴られたらあかん」とジョークも。「いやあ、凄いわ、この馬。よく我慢した、あっこから」とし、「よっし、来年もう1回行こう、フランス行こう」という熱い決意で動画は締めくくられた。
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有馬記念 「有馬」は日本
中央競馬会第2代理事長・有馬頼寧(よりやす)氏の名字。1956年に中山競馬場の新スタンド竣工を機に「中山
グランプリ」が創設されたが、翌57年に有馬理事長が急逝したため、その功績を称えて「
有馬記念」に改称された。
スポニチ