◆第69回東京大賞典・G1(12月29日、大井・ダート2000メートル)追い切り＝12月25日、栗東トレセン

　前走のJBCクラシック(Jpn1)で重賞初勝利のキングズソード(牡4歳、栗東・寺島良厩舎、父シニスターミニスター)は、CWコースで最終追い切りを行った。しまい重点で5ハロン73秒6―11秒8。直線での伸び脚は良く、順調な仕上がりを感じさせた。

　見守った寺島調教師は「少し入りが遅くなったけど、3ハロンからは予定通り。いい状態ですね。一年を通して安定して走ってくれたけど、寒い時の方が体調がいい」と好調をアピールした。

　前走は2着ノットゥルノに4馬身差をつける完勝で、一気にダート戦線のトップクラスに躍り出た。「今回は(ドバイ・ワールドC勝ち馬)ウシュバテソーロが出てくるので、ひとつ上の相手になる。来年に向けて、いい競馬をしたいですね」とトレーナーは意気込んだ。今回は岩田望来騎手が5戦ぶりに手綱を執る。

スポーツ報知