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【ホープフルS】若駒は経験で進化 ヴェロキラプトル 3連勝でG1獲る

スポニチ
  • 2023年12月26日(火) 05時30分
 過去の傾向から勝ち馬に迫る「G1データ王」。23年のラストを飾る2歳G1「第40回ホープフルS」は好メンバーが集結した注目の一戦だ。データ班はホープフルSがG2に昇格した14年以降の過去9回を分析。全4項目をクリアしたのは、西の好調厩舎が送り出す素質馬だ。

 1前走距離

 前走距離別で見ると、傾向はくっきり。1200〜1600メートルを戦ってきた馬は0勝、2着が2回のみとなっている。前走距離1800、2000メートル組はともに8連対。基本的には1800メートル以上でスタミナを示した馬をチョイスしたい。1600メートルまでしか経験のないゴンバデカーブースにとっては厳しいデータだ。

 2関西優勢

 17年のG1昇格後は関西馬が6連勝中。通算でも関西【7・5・4・54】、関東【2・4・5・51】で西が圧倒している。今年のG1では強かった関東勢だが、このレースに関してはホームの利を生かし切れていない。

 3キャリア数

 キャリア2戦の馬が4勝とトップ。いずれも2戦2勝だった。1、4戦が各2勝で続く。デビュー戦、2戦目でしっかりと経験を積みつつ、使い詰めでの消耗がない馬が狙い目。

 4右回り経験

 優勝馬9頭中8頭に右回りコースでの勝利実績があった。例外は東京新馬勝ちから挑んだ15年ハートレーのみ。左回りを勝ってきた馬は直線が長い東京、新潟での瞬発力勝負を制したパターンが多い。道中でタフな展開になりやすいホープフルSの傾向にはマッチしていないのかも。



結論

 全ての項目をクリアしたのはヴェロキラプトル。芝1800メートルで2連勝中。前走で右回りの阪神・野路菊Sを制している。ブレーク中のスワーヴリチャード産駒。今年の2歳戦3位タイの13勝と好調な高野厩舎が、朝日杯FS(ジャンタルマンタル)に続く2歳G1連勝を狙う。(データ班)

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