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【2023年GIプレイバック(上半期)】ソングラインGI・2連勝・ジャックドール初GI制覇など

  • 2023年12月29日(金) 18時30分
 2023年も多くの名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは今年最初のGI・フェブラリーSから上半期の総決算・宝塚記念までを振り返る。

■2月19日 フェブラリーS(東京・ダ1600m)
優勝馬:レモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)
 東京競馬場で行われたフェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)は、好位集団でレースを進めた坂井瑠星騎手騎乗の1番人気レモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)が、直線で先頭に立って押し切り、追い込んだ3番人気レッドルゼル(牡7、栗東・安田隆行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。

■3月26日 高松宮記念(中京・芝1200m)
優勝馬:ファストフォース(牡7、栗東・西村真幸厩舎)
 中京競馬場で行われた高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)は、好位集団でレースを進めた団野大成騎手騎乗の12番人気ファストフォース(牡7、栗東・西村真幸厩舎)が、直線で馬場の真ん中から抜け出し、その外から追い込んだ2番人気ナムラクレア(牝4、栗東・長谷川浩大厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒5(不良)。

■4月2日 大阪杯(阪神・芝2000m)
優勝馬:ジャックドール(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)
 阪神競馬場で行われた大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の2番人気ジャックドール(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、追い込んだ1番人気スターズオンアース(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒4(良)。

■4月9日 桜花賞(阪神・芝1600m)
優勝馬:リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)
 阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、後方からとなった川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が、直線で大外からまとめて各馬を抜き去ると、2番手追走から抜け出た6番人気コナコースト(牝3、栗東・清水久詞厩舎)をも差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒1(良)。

■4月15日 中山グランドジャンプ(中山・障害4250m)
優勝馬:イロゴトシ(牡6、栗東・牧田和弥厩舎)
 中山競馬場で行われた中山グランドJ(4歳上・JGI・障4250m)は、道中4番手に上がり障害を飛越していった黒岩悠騎手騎乗の6番人気イロゴトシ(牡6、栗東・牧田和弥厩舎)が、最終3コーナーで先頭に立って後続を突き放していくと、最後は2着の2番人気ミッキーメテオ(牡6、美浦・西田雄一郎厩舎)に3.1秒の大差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分54秒1(重)。

■4月16日 皐月賞(中山・芝2000m)
優勝馬:ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)
 中山競馬場で行われた皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、後方からとなった横山武史騎手騎乗の2番人気ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線で一頭違う脚で追い込み、完全に抜け出していた5番人気タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)を差し切って、最後はこれに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(重)。

■4月30日 天皇賞(春)(京都・芝3200m)
優勝馬:ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)
 京都競馬場で行われた天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)は、中団から徐々に進出したC.ルメール騎手騎乗の2番人気ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、先に先頭に立った5番人気ディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)を最後の直線コースで交わし、最後はこれに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分16秒1(稍重)。

■5月7日 NHKマイルC(東京・芝1600m)
優勝馬:シャンパンカラー(牡3、美浦・田中剛厩舎)
 東京競馬場で行われたNHKマイルC(3歳・牡牝・GI・芝1600m)は、後方からとなった内田博幸騎手騎乗の9番人気シャンパンカラー(牡3、美浦・田中剛厩舎)が、直線で前の各馬を差し切り、ゴール前で急追した8番人気ウンブライル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)をアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(稍重)。

■5月14日 ヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)
優勝馬:ソングライン(牝5、美浦・林徹厩舎)
 東京競馬場で行われたヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ソングライン(牝5、美浦・林徹厩舎)が、直線で内から追い込むと、2番手追走から抜け出た3番人気ソダシ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)をゴール寸前で交わし、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。

■5月21日 オークス(東京・芝2400m)
優勝馬:リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)
 東京競馬場で行われた第84回オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団から伸びた川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が、2番人気ハーパー(牝3、栗東・友道康夫厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒1(良)。

■5月28日 日本ダービー(東京・芝2400m)
優勝馬:タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)
 東京競馬場で行われた日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)は、好位でレースを運んだD.レーン騎手騎乗の4番人気タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、中団で脚を溜めた1番人気ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)の追い上げを振り切り、クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。

■6月4日 安田記念(東京・芝1600m)
優勝馬:ソングライン(牝5、美浦・林徹厩舎)
 東京競馬場で行われた安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団外から脚を伸ばした戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ソングライン(牝5、美浦・林徹厩舎)が、好位の内から伸びた3番人気セリフォス(牡4、栗東・中内田充正厩舎)を差し切って1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒4(良)。

■6月25日 宝塚記念(阪神・芝2200m)
優勝馬:イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)
 阪神競馬場で行われた第64回宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は、道中後方2番手から大外を回って追い込んだC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、最後方から直線で挟まれながらもしぶとく伸びた10番人気スルーセブンシーズ(牝5、美浦・尾関知人厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒2(良)。

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