2023年も多くの名勝負が繰り広げられた
JRA・GI。ここでは今年最初のGI・
フェブラリーSから上半期の総決算・
宝塚記念までを振り返る。
■2月19日
フェブラリーS(東京・ダ1600m)
優勝馬:
レモンポップ(牡5、美浦・
田中博康厩舎)
東京競馬場で行われた
フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)は、好位集団でレースを進めた
坂井瑠星騎手騎乗の1番人気
レモンポップ(牡5、美浦・
田中博康厩舎)が、直線で先頭に立って押し切り、追い込んだ3番人気
レッドルゼル(牡7、栗東・安田隆行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。
■3月26日
高松宮記念(中京・芝1200m)
優勝馬:
ファストフォース(牡7、栗東・
西村真幸厩舎)
中京競馬場で行われた
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)は、好位集団でレースを進めた
団野大成騎手騎乗の12番人気
ファストフォース(牡7、栗東・
西村真幸厩舎)が、直線で馬場の真ん中から抜け出し、その外から追い込んだ2番人気
ナムラクレア(牝4、栗東・
長谷川浩大厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒5(不良)。
■4月2日
大阪杯(阪神・芝2000m)
優勝馬:
ジャックドール(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)
阪神競馬場で行われた
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)は、先手を取った
武豊騎手騎乗の2番人気
ジャックドール(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、追い込んだ1番人気
スターズオンアース(牝4、美浦・
高柳瑞樹厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒4(良)。
■4月9日
桜花賞(阪神・芝1600m)
優勝馬:
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)
阪神競馬場で行われた
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)は、後方からとなった
川田将雅騎手騎乗の1番人気
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、直線で大外からまとめて各馬を抜き去ると、2番手追走から抜け出た6番人気
コナコースト(牝3、栗東・
清水久詞厩舎)をも差し切って、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒1(良)。
■4月15日
中山グランドジャンプ(中山・障害4250m)
優勝馬:
イロゴトシ(牡6、栗東・
牧田和弥厩舎)
中山競馬場で行われた
中山グランドJ(4歳上・JGI・障4250m)は、道中4番手に上がり障害を飛越していった
黒岩悠騎手騎乗の6番人気
イロゴトシ(牡6、栗東・
牧田和弥厩舎)が、最終3コーナーで先頭に立って後続を突き放していくと、最後は2着の2番人気
ミッキーメテオ(牡6、美浦・
西田雄一郎厩舎)に3.1秒の大差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分54秒1(重)。
■4月16日
皐月賞(中山・芝2000m)
優勝馬:
ソールオリエンス(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)
中山競馬場で行われた
皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、後方からとなった
横山武史騎手騎乗の2番人気
ソールオリエンス(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)が、直線で一頭違う脚で追い込み、完全に抜け出していた5番人気
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)を差し切って、最後はこれに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(重)。
■4月30日
天皇賞(春)(京都・芝3200m)
優勝馬:
ジャスティンパレス(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)
京都競馬場で行われた
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)は、中団から徐々に進出した
C.ルメール騎手騎乗の2番人気
ジャスティンパレス(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)が、先に先頭に立った5番人気
ディープボンド(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)を最後の直線コースで交わし、最後はこれに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分16秒1(稍重)。
■5月7日
NHKマイルC(東京・芝1600m)
優勝馬:
シャンパンカラー(牡3、美浦・
田中剛厩舎)
東京競馬場で行われた
NHKマイルC(3歳・牡牝・GI・芝1600m)は、後方からとなった
内田博幸騎手騎乗の9番人気
シャンパンカラー(牡3、美浦・
田中剛厩舎)が、直線で前の各馬を差し切り、ゴール前で急追した8番人気
ウンブライル(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)をアタマ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(稍重)。
■5月14日
ヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)
優勝馬:
ソングライン(牝5、美浦・
林徹厩舎)
東京競馬場で行われた
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)は、中団でレースを進めた
戸崎圭太騎手騎乗の4番人気
ソングライン(牝5、美浦・
林徹厩舎)が、直線で内から追い込むと、2番手追走から抜け出た3番人気
ソダシ(牝5、栗東・
須貝尚介厩舎)をゴール寸前で交わし、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。
■5月21日
オークス(東京・芝2400m)
優勝馬:
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)
東京競馬場で行われた第84回
オークス(3歳・牝・GI・芝2400m)は、中団から伸びた
川田将雅騎手騎乗の1番人気
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、2番人気
ハーパー(牝3、栗東・
友道康夫厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分23秒1(良)。
■5月28日
日本ダービー(東京・芝2400m)
優勝馬:
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)
東京競馬場で行われた
日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)は、好位でレースを運んだ
D.レーン騎手騎乗の4番人気
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)が、中団で脚を溜めた1番人気
ソールオリエンス(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)の追い上げを振り切り、クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒2(良)。
■6月4日
安田記念(東京・芝1600m)
優勝馬:
ソングライン(牝5、美浦・
林徹厩舎)
東京競馬場で行われた
安田記念(3歳上・GI・芝1600m)は、中団外から脚を伸ばした
戸崎圭太騎手騎乗の4番人気
ソングライン(牝5、美浦・
林徹厩舎)が、好位の内から伸びた3番人気
セリフォス(牡4、栗東・
中内田充正厩舎)を差し切って1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒4(良)。
■6月25日
宝塚記念(阪神・芝2200m)
優勝馬:
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)
阪神競馬場で行われた第64回
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は、道中後方2番手から大外を回って追い込んだ
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)が、最後方から直線で挟まれながらもしぶとく伸びた10番人気
スルーセブンシーズ(牝5、美浦・
尾関知人厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒2(良)。