2023年も幾多の名勝負が繰り広げられた
JRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げた
スプリンターズSから最終日を飾った
ホープフルSまでを振り返る。
■10月1日
スプリンターズS(中山・芝1200m)
優勝馬:
ママコチャ(牝4、栗東・
池江泰寿厩舎)
中山競馬場で行われた第57回
スプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)は、中団から早めに進出し4角で先頭に並びかけた
川田将雅騎手騎乗の3番人気
ママコチャ(牝4、栗東・
池江泰寿厩舎)が、好位の内で脚を溜めて伸びた6番人気
マッドクール(牡4、栗東・
池添学厩舎)との激しい追い比べを制し、ハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒(良)。
■10月15日
秋華賞(京都・芝2000m)
優勝馬:
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)
京都競馬場で行われた第28回
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)は、中団前方から4角で一気に先頭に立った
川田将雅騎手騎乗の1番人気
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)が、4角後方3番手辺りから追い込んだ3番人気
マスクトディーヴァ(牝3、栗東・
辻野泰之厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒1(稍重)。
■10月22日
菊花賞(京都・芝3000m)
優勝馬:
ドゥレッツァ(牡3、美浦・
尾関知人厩舎)
京都競馬場で行われた第84回
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、一旦ハナに立つも2周目で4番手まで下げた
C.ルメール騎手騎乗の4番人気
ドゥレッツァ(牡3、美浦・
尾関知人厩舎)が、直線で再び先頭に立って後続を突き放し、最後は2番人気のダービー馬
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分03秒1(良)。
■10月29日
天皇賞(秋)(東京・芝2000m)
優勝馬:
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)
東京競馬場で行われた第168回
天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)は、前2頭から離れた3番手につけた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、後方追走から脚を伸ばした6番人気
ジャスティンパレス(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒2(良、日本レコード)。
■11月12日
エリザベス女王杯(京都・芝2200m)
優勝馬:
ブレイディヴェーグ(牝3、美浦・
宮田敬介厩舎)
京都競馬場で行われた第48回
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)は、道中5番手につけた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
ブレイディヴェーグ(牝3、美浦・
宮田敬介厩舎)が、直線で一気に突き抜け、5番人気
ルージュエヴァイユ(牝4、美浦・
黒岩陽一厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒6(良)。
■11月19日
マイルCS(京都・芝1600m)
優勝馬:
ナミュール(牝4、栗東・
高野友和厩舎)
京都競馬場で行われた第40回
マイルCS(3歳上・GI・芝1600m)は、道中は後方に構えた藤岡康太騎手騎乗の5番人気
ナミュール(牝4、栗東・
高野友和厩舎)が、直線で外から一気に各馬を差し切り、中団から脚を伸ばした3番人気
ソウルラッシュ(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(良)。
■11月26日
ジャパンC(東京・芝2400m)
優勝馬:
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)
東京競馬場で行われた第43回
ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放した
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)が、2着の2番人気
リバティアイランド(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分21秒8(良)。
■12月3日
チャンピオンズC(中京・ダ1800m)
優勝馬:
レモンポップ(牡5、美浦・
田中博康厩舎)
中京競馬場で行われた第24回
チャンピオンズC(3歳上・GI・ダ1800m)は、先手を取った
坂井瑠星騎手騎乗の1番人気
レモンポップ(牡5、美浦・
田中博康厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、直線外から猛然と追い上げた12番人気
ウィルソンテソーロ(牡4、美浦・
小手川準厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒6(良)。
■12月10日 阪神JF(阪神・芝1600m)
優勝馬:
アスコリピチェーノ(牝2、美浦・
黒岩陽一厩舎)
阪神競馬場で行われた第75回
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で一気に各馬を差し切った
北村宏司騎手騎乗の3番人気
アスコリピチェーノ(牝2、美浦・
黒岩陽一厩舎)が、その内を突いてゴール前迫った5番人気
ステレンボッシュ(牝2、美浦・
国枝栄厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。
■12月17日
朝日杯FS(阪神・芝1600m)
優勝馬:
ジャンタルマンタル(牡2、栗東・
高野友和厩舎)
阪神競馬場で行われた第75回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で早々に抜け出した
川田将雅騎手騎乗の1番人気
ジャンタルマンタル(牡2、栗東・
高野友和厩舎)が、直線最後方から猛然と追い上げた4番人気
エコロヴァルツ(牡2、栗東・
牧浦充徳厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。
■12月23日
中山大障害(中山・障害4100m)
優勝馬:
マイネルグロン(牡5、美浦・
青木孝文厩舎)
中山競馬場で行われた第146回
中山大障害(3歳上・JGI・芝4100m)は、中団からポジションを上げていった
石神深一騎手騎乗の1番人気
マイネルグロン(牡5、美浦・
青木孝文厩舎)が、最後の3コーナーで先頭に立って後続を突き放し、2着の3番人気
ニシノデイジー(牡7、美浦・
高木登厩舎)に10馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分37秒9(良)。
■12月24日
有馬記念(中山・芝2500m)
優勝馬:
ドウデュース(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)
中山競馬場で行われた第68回
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、後方追走から2周目3-4コーナーで3番手まで上がった
武豊騎手騎乗の2番人気
ドウデュース(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)が、直線で前2頭を捕らえ、2番手から脚を伸ばした7番人気
スターズオンアース(牝4、美浦・
高柳瑞樹厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒9(良)。
■12月28日
ホープフルS(中山・芝2000m)
優勝馬:
レガレイラ(牝2、美浦・
木村哲也厩舎)
中山競馬場で行われた第40回
ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団後方から大外を回って鋭く脚を伸ばした
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
レガレイラ(牝2、美浦・
木村哲也厩舎)が、好位からいったん抜け出した2番人気
シンエンペラー(牡2、栗東・
矢作芳人厩舎)を差し切り、3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒2(良)。