2023年、国内にとどまらず海外でも日本馬が名勝負を繰り広げた。ここでは今年に海外の地で日本馬が勝利をおさめたレースを振り返る。
※日付はすべて現地時間
■2月25日 1351ターフス
プリント(キングアブドゥルアジーズ・芝1351m)
優勝馬:
バスラットレオン(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)
サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた1351ターフス
プリント(4歳上・G3・芝1351m)は、先手を取った
坂井瑠星騎手騎乗の
バスラットレオン(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、追い込んだ
カサクリード(牡7、米・W.モット厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分17秒49(良)。
■2月25日 レッド
シーターフハンデキャップ(キングアブドゥルアジーズ・芝3000m)
優勝馬:
シルヴァーソニック(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)
サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたレッド
シーターフハンデキャップ(4歳上・G3・芝3000m)は、好位のインを追走した
D.レーン騎手騎乗の
シルヴァーソニック(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)が、最後の直線で抜け出し、追い込んだ
エネミー(セ6、英・I.ウィ
リアムズ厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分06秒46(良)。
■2月25日
サウジカップ(キングアブドゥルアジーズ・ダ1800m)
優勝馬:
パンサラッサ(牡6、栗東・
矢作芳人厩舎)
サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジC(4歳上・G1・ダ1800m)は、先手を取った
吉田豊騎手騎乗の
パンサラッサ(牡6、栗東・
矢作芳人厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、追い込んだ
カントリーグラマー(牡6、米・B.バ
ファート厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒80(良)。
■3月25日 UAEダービー(メイダン・ダ1900m)
優勝馬:
デルマソトガケ(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)
アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー(3歳・G2・ダ1900m)は、先手を取った
C.ルメール騎手騎乗の
デルマソトガケ(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)が、後続を突き放して逃げ切り、2番手を追走した
ドゥラエレーデ(牡3、栗東・
池添学厩舎)に5.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒81(良)。
■3月25日
ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)
優勝馬:
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)
アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われた
ドバイシーマクラシック(4歳上・G1・芝2410m)は、先手を取った
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)が、持ったまま後続を突き放し、2着の4番人気
ウエストオーバー(牡4、英・R.ベケット厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒65(良、コースレコード)。
■3月25日
ドバイワールドカップ(メイダン・ダ2000m)
優勝馬:
ウシュバテソーロ(牡6、美浦・
高木登厩舎)
アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドC(4歳上・G1・ダ2000m)は、道中最後方からとなった
川田将雅騎手騎乗の4番人気
ウシュバテソーロ(牡6、美浦・
高木登厩舎)が、直線で一気に前の各馬を差し切り、早めに先頭に立って粘った3番人気
アルジールス(セ6、英・S&E.クリスフォード厩舎)に2.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分03秒25(良)。
■9月10日 コリアス
プリント(ソウル・ダ1200m)
優勝馬:
リメイク(牡4、栗東・
新谷功一厩舎)
韓国のソウル競馬場で行われたコリアス
プリント(3歳上・国際G3・ダ1200m)は、
川田将雅騎手騎乗の1番人気
リメイク(牡4、栗東・
新谷功一厩舎)が直線で内から楽に抜け出し、逃げ粘るBeolmaui Star(牡4、韓・Baik Kwang Yeol厩舎)に4馬身差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分10秒0(レコード、良)。
■9月10日 コリアカップ(ソウル・ダ1800m)
優勝馬:
クラウンプライド(牡4、栗東・
新谷功一厩舎)
韓国のソウル競馬場で行われたコリアカップ(3歳上・国際G3・ダ1800m)は、レース途中から先頭に立った
川田将雅騎手騎乗の1番人気
クラウンプライド(牡4、栗東・
新谷功一厩舎)がそのまま逃げ切り、早めに2番手に押し上げた
グロリアムンディ(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)に10馬身差を付けて勝利した。勝ちタイムは1分51秒5(良)。
■11月4日 ザ・
ゴールデンイーグル(ローズヒルガーデンズ・芝1500m)
優勝馬:
オオバンブルマイ(牡3、栗東・
吉村圭司厩舎)
オーストラリアのローズヒルガーデンズ競馬場で行われたザ・
ゴールデンイーグル(南半球産:4歳・北半球産馬:3歳、芝1500m)は、中団のインでレースを運んだJ.パー騎手騎乗の
オオバンブルマイ(牡3、栗東・
吉村圭司厩舎)が直線で馬群を縫うように伸びて優勝した。