2023年の
中央競馬も、28日(木)をもって最終開催日…。GI最終便は、2歳の中距離王決定戦・
ホープフルS(GI・中山・芝2000m)となります。
来年の3歳クラシック戦線を占う意味でも重要な一戦。一年を締めくくる意味でも、馬券はバッチリと当てておきたいところです。
それでは出走メンバーを確認しておきましょう。
混戦ムードは漂うところですが、現在1番人気になりそうなのは、前走・
京都2歳S(GIII・京都・芝2000m)でも1番人気1着と、デビューから人気で連勝している
シンエンペラー (牡2・栗東・矢作厩舎)。兄が
凱旋門賞馬の
Sottsassでいかにも大物感ある風格。鞍上は昨年人気薄だった
ドゥラエレーデを勝利に導いたムルザバエフ騎手での参戦に。3連勝でクラシック候補一番乗りといきたいところでしょう。
相手は、これもデビューから2連勝中。前走・
サウジアラビアRC(GIII・東京・芝1600m)では、評判高い
ボンドガールや
シュトラウスに圧勝している
ゴンバデカーブース(牡2・美浦・堀厩舎)。こちらも能力の高さは負けていません。
さらには、
ルメール騎手鞍上予定の
レガレイラ(牡2・美浦・木村厩舎)。休み明けながらこれもデビュー以来連勝中の
ヴェロキラプトル(牡2・栗東・高野厩舎)。
有馬記念を制した
武豊騎手でここも狙ってくる
センチュリボンド(牡2・栗東・庄野厩舎)などが出走。
まだまだ底を見せていない若駒が揃って年末のGIを争います。波乱も十分ありそうな混戦メンバーかもしれません。
こんな混戦でこそチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナル『調子偏差値』。
出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする、まさに馬券作戦の心強い味方です!
それでは12月27日(水)に出た『
ホープフルS』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
今回は「急上昇」がなんと4頭も登場しています。これはGI戦ではかなり珍しいケース。それらの馬はやや人気薄サイドなのでチェック必須かもしれません。
さて、現在1番人気が予想されている
シンエンペラーは偏差値72での8位でした。一見低いようですが、前走・
京都2歳S時が66だったので自己最高偏差値でもあります。状態面に関しては大きな問題なさそうです。
2番人気が予想されている
ゴンバデカーブースは偏差値61での16位に。同馬はデビューから偏差値69を続けてきましたが、これまでと比べると少々低調ともいえます。
一方、現在3番人気予想される
レガレイラは偏差値75での4位でした。こちらは前走アイビーS時の偏差値75と同様。上昇度はないですが安定感はあるでしょう。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。