29日、大井競馬場で行われた第69回東京大賞典(3歳上・GI・ダ2000m・1着賞金1億円)は、後方から進んで直線で大外から脚を伸ばした川田将雅騎手騎乗の1番人気ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)が、逃げた6番人気ウィルソンテソーロ(牡4、美浦・小手川準厩舎)を差し切り、1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分07秒3(良)。

　さらにクビ差の3着に4番人気ドゥラエレーデ(牡3、栗東・池添学厩舎)が入った。なお、2番人気キングズソード(牡4、栗東・寺島良厩舎)は5着に、3番人気ミックファイア(牡3、大井・渡辺和雄厩舎)は8着に終わった。

　勝ったウシュバテソーロは、父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、その父キングカメハメハという血統。前走のBCクラシック5着で連勝は6で止まったが、帰国初戦のここでまさに"世界の脚"を披露し、見事連覇を達成した。GI級の競走はこれが4勝目。

【勝ち馬プロフィール】
◆ウシュバテソーロ(牡6)
騎手:川田将雅
厩舎:美浦・高木登
父:オルフェーヴル
母:ミルフィアタッチ
母父:キングカメハメハ
馬主:了徳寺健二ホールディングス
生産者:千代田牧場

【全着順】
1着　ウシュバテソーロ　1人気
2着　ウィルソンテソーロ　6人気
3着　ドゥラエレーデ　4人気
4着　ノットゥルノ　5人気
5着　キングズソード　2人気
6着　グロリアムンディ　7人気
7着　テンカハル　8人気
8着　ミックファイア　3人気
9着　マンガン　9人気