2023年の競馬開催も残り2日となったが、きょうは帯広、水沢、大井、笠松で重賞が開催。園田を加えて5か所の競馬場でレースが行われる。
■15時35分発走 飛躍誓うみちのくの2歳馬たち
水沢10Rは
金杯(2歳・M2・ダ1600m)。来年以降の活躍期す若駒による戦いだが、重賞勝ち馬が不在で難解な一戦になりそう。寒菊賞で2着の
セイバイラックや、同3着の
マルーントリックあたりが中心。ただし、重賞好走歴がある
リトルカリッジと
ミヤギシリウスや、ホッカイドウ競馬から転入2戦目となる
ドリームキャッチにも注意したい。
■15時50分発走 偉大なる名牝の背中を追え
笠松10Rは
ライデンリーダー記念(2歳・SPI・ダ1400m)。95年に
JRAの牝馬クラシックを沸かせた名牝の名前を配したレースで、以前は牝馬限定戦だったが、20年より牡馬も出走可能になった。
ネクストスター名古屋を制した
ミトノユニヴァースに人気は集中。前走は2着だったが、距離短縮で巻き返しを期す。
■16時30分発走 “南関東の女王”が参戦
大井10Rは
東京シンデレラマイル(3歳上牝・SIII・ダ1600m)。昨年覇者で、今年の
フェブラリーSで6着だった
スピーディキックが出走する。対するは
トライアルを制した
ツーシャドーや、
ロジータ記念と
桜花賞(浦和)を勝った
メイドイットマム、楠賞3着から巻き返し期す
ラビュリントスなど。
■19時35分発走 ばんえい甲子園決勝!
帯広11Rはヤング
チャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・BG2・ばんえい200m)。俗に“ばんえい甲子園”と称されるレースで、北見産駒特別や釧路産駒特別など、生産地別の特別競走で1着、2着となった馬に出走権が与えられる。今年のばんえい競馬を締めくくる重賞で、タイトルを手にするのはどの馬か。