「
京都金杯・G3」(6日、京都)
辰(たつ)年生まれの年男トレーナー・中竹師が末脚自慢の
コレペティトールで
京都金杯制覇を目指す。重賞3度目の挑戦となる同馬の充実ぶりについて「以前に比べて馬体が強化された。成長を感じるし、それが結果にもつながってきた」と自信を示す。
前走の
元町Sでは、15番手から最内をスルスルと浮上。メンバー最速の上がり3F34秒0の破壊力を発揮した。「岩田(康)君がうまく乗ってくれましたね。折り合って脚がたまっていたし、最後もよく伸びてくれた」と快勝を振り返る。
2歳時に未勝利→こうやまき賞と連勝しながらも気難しい面を見せて足踏みが続いた。だが、3歳の夏に2勝クラスを勝ち上がると3勝クラスを3戦目で制し、オープン入りを決めた。
今回のハンデは最軽量の54キロ。「このぐらいのハンデなら、と思います。相手はさらにアップするけど、開幕週の良好な馬場は合っているから。楽しみですね」と期待を膨らませる。
年男の中竹師にとって、今年は区切りの年となる。「うちの厩舎から新人騎手を3月にデビューさせる予定。弟子を取るのは初めてですから。責任を感じています」。まずは
京都金杯で最高のスタートを切ってみせる。
提供:デイリースポーツ