昨年末の
ホープフルSで2着に入った
シンエンペラー(牡3歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父
シユーニ)は次走に
報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月3日、中山競馬場・芝2000メートル)か
皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)を予定していることが3日、分かった。
矢作調教師は「馬が若いし、キャリアを積ませたいというのはあるけど、右前脚にソエ(骨膜炎)が出ている。(次走は)報知杯
弥生賞か
皐月賞直行になると思います。今後は状態を見ながら、考えていきたい」と現状を説明した。
同馬は2020年の
凱旋門賞馬
ソットサスの全弟という血統背景から英仏ダービー参戦の可能性も示唆していたが、「可能性がゼロとは言わないが、国内になると思います」と今後の見通しを語った。今春は
皐月賞から
日本ダービー・G1(5月26日、東京競馬場・芝2400メートル)を目指すローテとなりそうだ。
スポーツ報知