「新春賞」(3日、園田)
開催2日目の11Rで行われ、1番人気の
アラジンバローズが向正面で4番手からスパートして突き抜け、重賞2勝目を挙げた。2着は勝ち馬をマークした3番人気の
ナムラタタが続き、3着には4番人気の
トリプルスリルが中団追走から流れ込んだ。
兵庫県競馬で2024年最初の重賞を勝ったのは
アラジンバローズ。JRAのオープンクラスから転入して早くも重賞2勝目。「
ラッキードリームとともに兵庫の長距離を担う馬」と新子雅師。会心の勝利で12年連続の重賞勝利を達成した。
勝利に導いた下原は折り合いに苦労した。「仕上がりが良過ぎて行く気満々。でも、ペースが遅くて引っかかった分、最後は脚が上がった」と振り返る。一方で、指揮官には「交流重賞以上だとペースが速いので折り合える。仕上げ加減が分かった」と収穫だった。
次走は
佐賀記念・Jpn3(2月12日、・佐賀)を予定。「鳥栖大賞(23年9月24日)の時計が良かったし、佐賀の馬場は合う。次を勝てばJBC(11月4日、佐賀)でやれてもおかしくない」と新子雅師。同厩の
イグナイターに続く活躍を期待する。
提供:デイリースポーツ