日曜中山メイン「
フェアリーS」の注目は、今週から短期免許で騎乗予定の
リチャード・
キングスコート(37=英国)。
美浦トレセンに初見参した3日朝は、早速コンビを組む
ジークルーネ(栗田)の調教にまたがった。同馬の最終追いはWコース。ゆったりとスピードに乗ると、直線は内へ。馬なりのまま加速し、2馬身追走した
パワーブローキング(5歳オープン)に半馬身先着した。時計は5F68秒2〜1F11秒7。
キングスコートは「いいペースで走ってくれた。しっかりと加速もしたので問題はありません。(トレセンは)凄くいい施設ですね」と笑顔を見せた。
22年英ダービー(デザートクラウン)、英チャンピオンS(
ベイブリッジ)を制した英国の名手。日本競馬のイメージについて「印象にあるのは
イクイノックス。日本競馬は競争が激しいので自分がどこまでやれるかという気持ちはあるが、勝つことだけを考えてやっていきたい」と力強く話した。
スポニチ