昨夏の
ワールドオールスタージョッキーズで女性騎手の過去最高となる2位入賞を果たした
レイチェル・キング(33)が
JRA短期免許を取得。初めて美浦トレセンに来場した。3日夜に日本に到着し、この日は
京成杯に出走する
ドゥレイクパセージの1週前追い切りに騎乗。「施設が整っていて、さまざまなバリエーションの素晴らしい調教コースがある。それでいて雰囲気が落ち着いている」と第一印象を語った。
目標は「一つでも多く勝てるように」と設定。「日本料理が好き。刺し身とか生の物でも大丈夫。(オフには)さまざまな場所を冒険したい」と好奇心も旺盛だ。自身の長所を問われると「難しい質問。少し時間をちょうだい」とはにかみ、「
オーストラリアの調教師には“リズム良く流れに乗れる”“スタートの技術”を褒めてもらうことが多い。そこを日本でも生かせるようにしたい」と柔和な笑顔でアピールした。英国出身で豪州を拠点に活躍する巧腕には、
中山金杯の
サクラトゥジュールなど有力馬の依頼が舞い込んでいる。
≪5人に交付≫
JRAは4日、短期騎手免許を5人に交付したと発表。昨年12月に取得したモリス以外の4人は初取得。
◇ルーク・モリス(35=英国)身元引受調教師=栗東・友道、契約馬主=吉田和美、2月25日まで。
◇オ
レリアン・ルメートル(34=フランス)栗東・斉藤崇、フジイ興産、2月25日まで。
◇
リチャード・
キングスコート(37=英国)美浦・木村、サンデーR、2月29日まで。
◇レネ・ピーヒュレク(36=ドイツ)美浦・栗田、シルクR、3月3日まで。
レイチェル・キング(33=
オーストラリア)美浦・堀、ダ
ノックス、3月5日まで。
スポニチ