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藤田菜七子騎手は24年開幕週は中山で9鞍 初陣3着グローリーワン「本当に背中がいい馬」

スポーツ報知
  • 2024年01月05日(金) 10時56分
 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、24年開幕週は中山で9鞍(土曜3鞍、日曜3鞍、月曜3鞍)に騎乗を予定している。

 昨年はジャパンC、ホープフルSと2度のG1騎乗を果たし、JRAで13勝を挙げた。新たな一年を迎え「今年も大きなけがをせずに、これまでと変わらず一鞍一鞍を大事に乗っていきたいです」と心機一転、新年1勝を狙う。

 月曜2Rはグローリーワンと2戦連続のコンビ。初戦は大外枠からの発走で道中は外、外を回る展開ながらも、メンバー最速の末脚で3着と力を示した。「本当に背中がいい馬だなと思います。初戦の時点では絞りきれてはいませんでしたし、次走はもっと良くなるだろうと思っていて、その段階で3着に頑張れました。前走以上には動けると思います」と期待は大きい。

 月曜9Rは自厩舎のヨリノサファイヤに7戦連続で騎乗する。昇級2戦目だった前走は1番人気に支持されるも5着に終わった。「前走は苦しい競馬でした。ゲートが出たこともあって前に行ったんですけど、今回はこの馬のリズムを大事に競馬をしたいですね。ここでも十分に力は足りると思います」と改めて挑む。

 日曜6Rはデビュー戦を迎えるスズノアムールとのコンビ。これまで調教にまたがり、感触は確認済みだ。「背中は良さそうです。芝の長い距離が合っているイメージですし、芝の2000メートルはいい条件だと思います。ずっと乗せてもらっていて、いい状態でレースに行けると思います」と好仕上がり。

 土曜3Rも今回で初陣を迎えるソウテンノヒカリとのコンビ。先月14日に美浦・Wコースでの追い切りに騎乗した。「非力な部分はありますが、動きはすごく良かったですし、背中も良さそうだなと思います。スピードもあるタイプなので、新馬戦から頑張れる感じがあります」と手応えは悪くない。

【土曜中山】

3Rソウテンノヒカリ(牡3歳、美浦・小笠倫弘厩舎父ヘニーヒューズ)

7Rイツツボシ(牝3歳、美浦・本間忍厩舎、父アジアエクスプレス)

8Rウェンダヴズクライ(牝4歳、美浦・根本康広厩舎、父リアルスティール)

【日曜中山】

5Rトーセンシナモン(牝3歳、美浦・小桧山悟厩舎、父ゴールドシップ)

6Rスズノアムール(牝3歳、美浦・深山雅史厩舎、父マインドユアビスケッツ)

12Rキングクー(牡5歳、美浦・根本康広厩舎、父ロードカナロア)

【月曜中山】

2Rグローリーワン(牡3歳、美浦・和田雄二厩舎、父ワールドエース)

7Rゴレイジョウ(牝4歳、美浦・小桧山悟厩舎、父イスラボニータ)

9Rヨリノサファイヤ(牝4歳、美浦・根本康広厩舎、父コパノリッキー)

スポーツ報知

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