月曜日は、京都競馬場で
シンザン記念(GIII)が行われます。
過去10年の
シンザン記念は4番人気以内の馬が8勝2着5回3着7回と良績を残しています。複勝率50%、複勝回収率96%と高い数値をマークしていますし、人気馬には一目置く必要があるかもしれません。
ただ、5番人気以下の穴馬にもチャンスがないわけではありません。特に前走で1勝クラスに出走し連対していた馬に関しては単勝回収率537%、複勝回収率377%と優秀な成績をなっています。前走の1勝クラスで結果を残しているにもかかわらず、当日5番人気と過小評価されている馬は狙い目になりそうです。
はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆高い適性感じる舞台での一発に期待
今週の
シンザン記念でAIが本命に抜擢したのは、人気薄が予想される
タイセイレスポンスでした。
週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転し
タイセイレスポンスに高評価が与えられました。
タイセイレスポンスは昨年8月の札幌芝1800mの新馬戦でデビューし4着。次戦以降は距離を縮め芝1500mで行われた2戦目の未勝利戦で初勝利。その後はもみじS(オープン)3着、秋明菊賞(1勝クラス)2着など安定した成績を残しています。
特に前走の秋明菊賞では、道中後方に構えていた馬が1着、3着に入る流れの中、本馬は3番手追走から2着と粘り強さを見せていますし、着順以上に内容の濃いレースだったと言えます。
これまでの4戦では全て先行策を取っておりスピード能力は十分ですし、開幕週の京都はうってつけの条件と言えそうです。枠順も2枠3番と内目を引けたため、道中ロスなく運べるのも好材料になるはずです。
また、本馬の父
ミッキーアイルは14年の
シンザン記念を制し
マイルCS(GI)でも勝利しているように今回の舞台に高い適性を示していました。その血を受け継いでいるだけに、当然本馬もこの条件に十分な適性があるはずです。人気はなさそうですが決して見劣りはしませんし、高い適性を感じさせる舞台での一発に期待したいところです。