「
シンザン記念・G3」(8日、京都)
パレスマリス産駒の3番人気
ノーブルロジャーが、大外を豪快に差し切って無傷2連勝で重賞初制覇を飾った。スタート後は中団のインでじっくりと運ぶと、直線は川田のアクションに応えて力強くはじけた。2着は1番人気の
エコロブルーム、3着にはブービー17番人気の
ウォーターリヒトが入った。勝ち時計は1分34秒5(良)。
川田は「なかなか大変なところを回りましたが、能力の高さを見せてくれたレースでした」とパートナーをたたえる。「みんな出入りの激しい形になってポジション争いが収まらずにこの形に。馬場がどこも変わらない中で、開幕からみんな内を使ってきていましたので、外を選択しました」と振り返った。
自らの手綱で
朝日杯FSを勝った
ジャンタルマンタルと同じ
パレスマリス産駒。「似ている部分も感じますし、とてもいい種馬だと思います」と高く評価する。自身にとってもこれが24年の重賞初制覇。開幕3日目でのタイトル奪取に、「すぐに勝たせてもらってありがたいです。ケガなく、皆さんが求める結果が得られるようにという思いです」と気持ちを新たにしていた。
提供:デイリースポーツ