スマートフォン版へ

個性派パンサラッサ引退式 矢作師「イクイノックスの子どもを負かしてほしい」4000人のファン沸く

デイリースポーツ
  • 2024年01月08日(月) 18時25分
 海外G1で2勝したパンサラッサ(牡7歳、栗東・矢作)の引退式が8日、中山競馬場で全レース終了後に行われた。当初は昨年12月23日に予定されていたが、馬の体調を考慮して延期となっていた。

 同馬は22年ドバイターフでG1初制覇を果たし、昨年3月には世界最高1着賞金1000万ドル(当時のレート=約13億2000万円)を誇るサウジCを日本調教馬として初制覇。この勝利で、海外における芝ダート両方の国際G1競走を制した初の日本調教馬となった。国内G1制覇はかなわなかったものの、22年天皇賞・秋ではイクイノックスの2着に力走。前半5Fを57秒4で飛ばす大逃走を演じ、多くのファンを魅了した。

 昨年のジャパンC12着がラストラン。主戦を務めた吉田豊騎手は「海外で大きいところを二つ勝たせてもらいましたが、一番思い出に残っているのは天皇賞・秋。悔しい思いが強いですね」と振り返り、司会者から「パンサラッサの子で大逃げをしたいか」と問われると「そういう機会があってほしいなと思います」と笑顔で応じた。

 同馬を管理した矢作芳人調教師は「苦労させられましたね(笑)。彼はコントレイルと同期。横に天才がいたものですから…。彼は努力の馬。サラブレッドは努力だけではなかなか素質に勝てないものですが、彼はそれを克服した」と褒めたたえた。第二の馬生に「イクイノックスの子どもを負かしてほしいです!」とエールを送り、見届けた約4000人のファンを沸かせた。

 今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りする。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す