母の父
ロードカナロアの重賞初制覇なるか。前走で未勝利を快勝した
ロードヴェスパー(牡3、美浦・
和田勇介厩舎)が、
京成杯(3歳・GIII・芝2000m)に挑戦する。
ロードヴェスパーは父
キタサンブラック、
母エトワールブリエ、母の父
ロードカナロアの血統。母は
ロードカナロアの初年度産駒として
JRAで2勝。近親の
ロードダルメシアンは05年の
福島民報杯を制覇、同じく
ロードフラッグは04年の
関屋記念で2着の実績がある。ここまで3戦1勝。デビュー2戦は5着、3着だったが、3戦目となった前走の未勝利(東京芝2000m)で初勝利を挙げた。勝ちっぷりが派手なタイプではないが、徐々に先行力が出てきたのは強み。立ち回り一つで上位に食い込むシーンがあっても不思議ない。
母の父
ロードカナロアはこれまで46頭が走り、9頭が勝ち馬。
JRA重賞は延べ3頭の出走で、23年
毎日杯の
ドットクルーの3着が最高着順だが、ここでタイトル奪取となるか。
ロードヴェスパーの走りに注目したい。