GII2勝馬の
サトノグランツ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)が、
日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)で3つ目のタイトル獲得を狙う。
サトノグランツは父
サトノダイヤモンド、
母チェリーコレクト、母の
父Oratorioの血統。母は12年の伊
オークスの勝ち馬。半姉の
ダイアナブライトは21年の
クイーン賞を制している。また、叔母のSea Of
Classは18年の愛
オークスとヨークシャー
オークスの覇者。同年の
凱旋門賞では
Enableの2着に健闘した。
ここまで8戦4勝。デビュー2戦は取りこぼしたが、3戦目から未勝利、
ゆきやなぎ賞、
京都新聞杯と3連勝で重賞初制覇。
日本ダービーは11着に敗れたが、秋初戦の
神戸新聞杯で2つ目のタイトルを獲得した。前走の
菊花賞では10着に敗れたが、道中で追走に苦労していたように、流れに乗れなかった印象。いずれにしても力を出し切っての負けではない。
これまでGIでは2戦ともに2桁着順だが、GIIは2戦2勝。ここは春のGI戦線に向けて、結果が欲しい一戦となる。