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【日経新春杯】サトノグランツ G2・2勝確かな能力で再進撃 友道師「今回ハンデ戦チャンス十分」

デイリースポーツ
  • 2024年01月09日(火) 06時00分
 「日経新春杯・G2」(14日、京都)

 新春恒例のハンデG2が4年ぶりに京都に帰ってきた。明け4歳のサトノグランツはここから始動。前走の菊花賞こそ10着と敗れたものの、G22勝と実績は十分だ。名門・友道厩舎の素質馬が重賞3勝目をゲットし、再び進撃を開始する。

 舞台が京都に戻った伝統の一戦で、サトノグランツが反撃を狙う。3歳だった昨年、ダービー、菊花賞とクラシックでは振るわなかったが、京都新聞杯神戸新聞杯を制して重賞2勝。さらなる高みを目指すべく、24年の始動戦を迎える。

 G1の壁は高かった。前走の菊花賞は中団のやや後ろで鞍上が手綱を動かし続けたが、ついていけずに最後も伸び切れなかった。初の3000メートルで持ち味を発揮できず、見せ場なく10着に敗れた。友道師は「脚は使っていましたが、(前が)止まらなかったですね。あれが現状です」と冷静に振り返った。

 それでも前哨戦だった2走前の神戸新聞杯をレコード勝ち。まだ緩さがあり、陣営も本格化は先としながらも、G22勝と能力があることは確かだ。師は「菊花賞の後は疲れがありましたが回復しました。いい感じで帰ってきましたし、年末もしっかりやったことで変わってくると思います」と手応え十分だ。

 4日の1週前追い切りは、栗東CWで川田を背に3頭併せ。6F85秒0-38秒1-11秒6と力強い脚さばきを披露し、最先着を決めた。指揮官は「まだ緩さはあるが、いい負荷がかけられたし、これで良くなってくれれば。これまでの戦い方を見ても最後の勝負根性が強い。今回はハンデ戦でチャンスは十分ありそうです」と期待を込める。再びG1へと駒を進めるためにも、ここで最高のスタートを切ってみせる。

 川田を背に栗東CWで6F85秒0-11秒6(仕掛け)をマーク。内のケーブパール(3歳1勝クラス)に首差先着、外のミスフィガロ(6歳3勝クラス)に1馬身半先着した。まだ気持ちが入っておらず昨秋ほどの迫力はないが、それでも及第点は与えられるシャープな動き。直前で上がりをビシッと追って気合をつければ、きっちりと仕上がりそうだ。

提供:デイリースポーツ

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