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【AI予想・日経新春杯】前走の着順に惑わされない事が的中の鍵!? 本命候補は近走不調も敗因明確な3頭

  • 2024年01月09日(火) 19時00分
 本記事ではnetkeibaオリジナルAIが推奨する本命候補3頭を特筆すべき過去の傾向とともにご紹介します。

 今週の重賞競走は土曜日に愛知杯(GIII)、日曜日に京成杯(GIII)と日経新春杯(GII)が行われます。その中から京都競馬場で行われる日経新春杯を取り上げます。まずは過去の傾向から。

 過去10年の日経新春杯での前走着順別成績を見ていきます。過去10年の日経新春杯では前走5着以内の馬が6勝2着8回3着7回と結果を残しています。近況好調な馬がその勢いを保って好走していると考えられますので、前走の着順はしっかりとチェックしたいところです。

 ただ、前走で6着以下に敗れた馬も4勝2着2回3着3回とチャンスがないわけではありません。この内、前走が重賞だった馬は3勝2着2回3着3回ですので、前走で掲示板に載れていなくても重賞ならば参考外と言えます。

 日経新春杯はハンデ戦という事もあり、前走6着以下の馬でも巻き返す可能性がある事は覚えておきたいところです。

 続いては、過去10年の日経新春杯における前走クラス別成績を見ていきます。過去10年の日経新春杯では前走で重賞に出走していた馬が7勝2着4回3着6回と結果を残しています。

 しかし、前走重賞組は出走頭数が多く複勝率は17%、複勝回収率は47%と低調な数値となっています。

 その一方、期待値が高くなっているのが前走3勝クラスに出走していた馬です。こちらは3勝2着4回3着2回。複勝率39.1%、複勝回収率119%と優秀な数値をマークしています。

 日経新春杯はハンデ戦ですし、前走で3勝クラスに出走していたとしても斤量の恩恵を活かし好走していると考えられますので注意が必要となります。

 それでは早速ですが、今週の日経新春杯でAIから導き出された火曜日時点での本命候補3頭をご紹介します。

◆近況不調もそれぞれに明確な敗因あり

ハーツコンチェルト

 昨年は青葉賞(GII)2着、日本ダービー(GI)3着と好走し、同世代の中でもトップレベルの実力がある事を証明しています。秋の2戦では残念ながら結果を残せていませんが、2走前の神戸新聞杯(GII)はスローペースで外々を回されての5着でしたし、前走の菊花賞(GI)では6着に終わりますが4角付近でバランスを崩してしまったのが敗因と考えられます。

 ここ2走は力を出し切ったとは言い難いですし、今回は仕切り直しの一戦と言えるでしょう。過去10年の日経新春杯では4歳馬が最多の7勝を挙げていますし、前走でGIに出走していた馬も6勝と結果を残しています。

 ハーツコンチェルトはどちらのデータにも当てはまります。能力が高いのは昨年の成績が証明していますし、ここは改めて期待したいところです。

ディアスティマ

 オープン昇級後は長期休み明けなどもあり、重賞でなかなか好走出来なかった本馬ですが、昨年は日経賞(GII)3着や目黒記念(GII)2着と好走。重賞でも通用する能力がある事を証明しています。

 3走前の天皇賞(春)(GI)では道中で位置取りを下げるロスがあり9着。前走のアルゼンチン共和国杯(GII)では休み明けで本来の競馬が出来ず13着。近走で結果を残せていないレースでは明確な敗因があり、力を出し切ったとは言い難く参考外と言えます。

 この中間は馬なり主体ながらしっかりと乗り込まれていますし、前走以上の状態での出走が見込まれます。また、先行力を活かすタイプだけに開幕2週目の馬場もプラスに働くはずですし、前走からの巻き返しがあっても不思議ではありません。

ショウナンバシット

 昨年の皐月賞(GI)では12番人気ながら5着に健闘。先行勢が苦戦する流れや馬場の中で、後方から早めに動いて掲示板を確保し内容も申し分なく高い能力を感じさせる走りを見せていました。しかし、その後の4戦では思ったほどの結果を残せていません。

 近4走は掲示板にすら載れない成績となっていますが、日本ダービーではスタートから行き脚がつきませんでしたし、3走前の神戸新聞杯はスローの上がり勝負で展開不向き。

 2走前の菊花賞は馬群が密集し動くに動けない形となりましたし、前走のジャパンC(GI)は一線級相手に外々を回される展開とそれぞれにはっきりとした敗因があります。

 昨年の皐月賞(GI)では先行勢が苦戦する流れや馬場の中、後方から早めに動き5着と結果を残していますので、決して能力がないわけではありません。

 今回上位人気が有力視されるハーツコンチェルトには若葉S(L)で先着していますし、能力を出し切れれば十分に通用するはずです。近走成績から人気はなさそうですが侮れない一頭と言えそうです。

 今回は以上となりますが、枠順確定後の週末版では枠番や調教時計、天候などが加味されます。現時点で浮上しなかった馬が急上昇する事もありますので、そちらも楽しみにお待ちください!

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