JRAは「2023年度
JRA受賞馬選考委員会」を9日に行い、各賞を発表した。
年度代表馬には
イクイノックスが選ばれた。記者投票総数295票中293票を獲得。ほかの2票は牝馬3冠の
リバティアイランドだった。
イクイノックスはドバイシーマC、
宝塚記念、
天皇賞・秋、
ジャパンカップと23年にG1を4戦全勝。総獲得賞金も歴代最多の22億円超えとし、
ジャパンカップを最後に現役引退して種牡馬入りした。
2年連続の
年度代表馬は
イクイノックスの父
キタサンブラック(16、17年度)以来で、父子ともに2年連続
年度代表馬となるのは史上初めてとなった。
▼管理した木村師 この度は管理馬でありました
イクイノックスが
年度代表馬に選ばれましたこと、大変光栄に思っております。23年は初海外、関西圏でしっかり勝ち切り、秋2戦は世界中のファンの皆様に納得していただける、世界一のパフォーマンスをしてくれたと思います。本年からは種牡馬としてファンの期待を背負うことになろうかと思いますが、彼ならその期待に応えてくれると思いますので、その日を楽しみにしていただきたいと思うと同時に、引き続き
中央競馬をよろしくお願いします。
▼主戦騎手のルメール
イクイノックスは、23年、ハイレベルで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、4戦4勝という
パーフェクトな成績を残してくれました。ドバイでは世界にその能力を示してくれて、直近のロンジンワールドベストレースランキングでも1位をキープしてくれています。
宝塚記念、
天皇賞・秋、
ジャパンCでは本当の
イクイノックスの強さを見せてくれて、私にとっては忘れられない馬です。ファンの皆様だけではなく、関係者にとっても彼の走りは忘れられないものになったと思います。
スポニチ