右ヒザの骨折により昨年夏のデビューが延期された
ライスネイチャ(牡3歳、栗東・松永昌)は27日の京都4R(ダート1400メートル)で新馬戦を迎えることが明らかになった。大伯父が91年から3年連続
有馬記念で3着など、個性派で愛され、昨年5月30日に死んだ
ナイスネイチャ。
母オムスビの名をもじり、一文字違いの粋な馬名から、競馬ファンからも注目されていた。
木曜は栗東坂路で4F53秒6-13秒7をマーク。「しまいはかかったけど、休養前は追うごとに良くなった馬。これからかな。休ませて体は成長している。骨折している馬なので、ダートでデビューさせるよ」と松永昌師。現役時代に
ナイスネイチャの主戦を務め、2月末で調教師の定年を迎える師にとっても待望の初陣となる。
提供:デイリースポーツ