先週の
フェアリーSを
イフェイオンで制した杉山佳師は、その叔
母コスタボニータを
愛知杯(13日、小倉)に送り込む。指揮官はトレセンに入る前、2頭を生産した社台
ファーム(北海道千歳市)に勤務。「吉田哲哉さん(社台レースホース代表)と2人で3カ月ほど研修で米国に行かせてもらったこともありましたし、社台
ファームさんに貢献できれば、という思いはありました」。開業4年目で初の重賞制覇の喜びをかみしめる。
ゆかりの血統で2週連続重賞Vを狙う。「
コスタボニータは開業元年で預からせてもらった馬。未勝利を勝つのに時間はかかったけど徐々に力をつけてきた」と目を細める。前走・
ディセンバーS2着後、登録した
中山金杯は除外となり、1週スライドでの出走となった。11日は坂路を軽快に駆け上がり、ラスト1Fは13秒6(4F61秒7)。「体をほぐす程度で十分。元々、両にらみでしたし万全の仕上がりで行ける」と満足げに送り出す。
スポニチ