デビュー2年目の
田口貫太騎手が、
日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)の
リビアングラス(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)で
JRA重賞初制覇を狙う。
田口騎手は昨年デビューの20歳。ルーキーイヤーは
JRAで同期最多となる35勝を挙げて、
最多勝利新人騎手賞を獲得した。12月には
ギャラクシーSを
マルモリスペシャルで制し、待望の特別初勝利。さらには関西圏で最後のレースとなったカウントダウンSを
スコールユニバンスで勝ち、アピールに成功している。これまで重賞は2回騎乗して、昨年の
北九州記念の
クリノマジンの12着が最高着順。ただ、今年は騎乗機会が大きく増えるはずで、初タイトルに手が届く可能性大といえる。
日経新春杯のパートナーは
リビアングラスだ。昨年の
菊花賞の4着馬。前走の
グレイトフルSは不向きな上がりの競馬となって7着に終わったが、持久力勝負に持ち込めれば重賞でも通用するはず。田口騎手の若手らしい積極的なレース運びを期待したい。