マイル路線で活躍した
レッドアヴァンセの2番仔となる
レッドエヴァンス(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)が、日曜京都5Rの3歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
レッドエヴァンスは父
ロードカナロア、
母レッドアヴァンセ、母の
父ディープインパクトの血統。自身と同じく音無厩舎所属だった母は、16年の
エルフィンSの覇者。18年の
ヴィクトリアマイルで3着になるなど、マイル重賞で何度も好勝負を演じた。また、伯父の
リディル、
クラレント、
レッドアリオン、
サトノルパンは重賞勝ち馬。それだけに成功が約束された良血といえる。
ここまで坂路でしっかりと乗り込まれ、11日の最終追いでは4F51秒0-1F12秒7の好時計をマーク。1週前と2週前にも速い時計をマークするなど、ポテンシャルの高さを示している。鞍上は母の晩年の主戦を務めた
北村友一騎手。期待が高まる初陣となる。