競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
昨年末の
ホープフルSは
レガレイラ(牝、木村)が勝利。牝馬が勝利したことで今年のクラシック戦線が混とんとしてきました。直線に入ってからの伸び脚は桁違いで、距離延長にも対応できそう。
皐月賞(4月14日・中山、芝2000m)への参戦も視野に入れているそうですから、果たして牝馬による牡馬クラシック制覇があるのかどうか、楽しみですね。
木村厩舎の牝馬は
チェルヴィニアや
ガルサブランカ、
アルセナールなど素質馬ぞろいで、今年も目が離せません。ちなみに
アルセナールは今週美浦へ帰厩。
デイリー杯クイーンC(2月10日・東京、芝1600m)を目標に調整が進められるとのこと。
チェルヴィニアは
桜花賞(4月7日・阪神、芝1600m)を目標に置いてローテを考慮していくそうです。
トラジェクトワール(牡、尾関)は
セントポーリア賞(28日・東京、芝1800m)を予定。11月東京の未勝利戦では、後方2番手から次位を1秒1も上回るメンバー最速上がり33秒4を駆使してV…強い勝ち方を見せただけに注目です。こうやまき賞2着の
レガーロデルシエロ(牡、栗田)は美浦へ帰厩。
きさらぎ賞(2月4日・京都、芝1800m)を予定しており、15年
ルージュバック以来となる関東馬Vを目指すことになります。
デビュー2連勝で
葉牡丹賞を制した
トロヴァトーレ(牡、鹿戸)は、
弥生賞ディープインパクト記念(3月3日・中山、芝2000m)が目標。同レースには
東スポ杯2歳S2着の僚馬
シュバルツクーゲル(牡)、同7着の
シャンパンマーク(牡、蛯名正)も予定しています。
クラシックに向けてレース選択が非常に大事になってくる時期。新馬戦は残り少なくなってきましたが、まずは有力馬の次走報を中心にお送りしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。(馬サブロー美浦支局・木村拓人)
提供:デイリースポーツ