「
愛知杯・G3」(13日、小倉)
女王の遺伝子が小倉で花開いた。1番人気の
ミッキーゴージャスが早め先頭から押し切りV。15年
オークス&
秋華賞を制した
ミッキークイーンを母に持ち、父は18年
宝塚記念Vの
ミッキーロケットという“ミッキー血統”の良血馬が、一気の3連勝で重賞初制覇を決めた。
序盤は
グランスラムアスクが主導権を握り、前半1000メートル通過は57秒4のハイペースに。中団の外めで流れに乗った
ミッキーゴージャスは、勝負どころの3コーナーからグングン進出。強気のスパートで早めに先頭に立つと、8番人気
タガノパッションの追い上げを半馬身差で退けてゴールした。Vタイムは1分57秒9。3着に2番人気
コスタボニータが入り、3連単配当は1万5950円となった。
残り約2カ月で定年となる安田隆師は、これがJRA重賞59勝目。弟子でもある川田は、先週の
シンザン記念(
ノーブルロジャー)に続いて2週連続の重賞制覇となった。
提供:デイリースポーツ