24日、
帯広競馬場で行われた、ばんえい3冠路線の最終戦、ばんえいダービー(3歳、ダート200m、1着賞金120万円)は、
鈴木恵介騎手騎乗の1番人気
アローファイター(牡3、ばんえい・高嶋紳一厩舎)が第2障害から一気にスパートすると、そのまま後続を突き放し、3番人気
ニシキガールに7.1秒差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分13秒1。さらに12.6秒差の3着には2番人気のシベチャ
タイガーが入っている。
勝った
アローファイターは、父
コガネサクセス、母・宝富士(その父
マツノフジ)という血統。06年4月にデビューし、2戦目で初勝利。3冠路線では、ばんえい大賞典・3着、ばんえい
菊花賞・2着と惜敗。今回の勝利で最後の1冠を制すとともに、5度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。通算成績46戦11勝(重賞1勝)。
なお、同馬を管理する高嶋紳一調教師はこの勝利が区切りの通算300勝目となっている。