武豊騎手が
スマッシングハーツ(牡8、栗東・
新谷功一厩舎)で
東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)の5年ぶり3勝目を狙う。
00年にレース名が
東海Sとなって以降、
武豊騎手は10回騎乗。15年の
コパノリッキー、19年の
インティで2勝を挙げている。今年のパートナーは
スマッシングハーツだ。
JRAでデビューしたのち、一時地方・船橋に所属。再び中央に転入し、オープンまで駆け上がってきた個性派である。一昨年の
アルデバランSを制して以降、勝利こそないが、近8戦全てが8着以内で、うち4戦が4着。一昨年の
チャンピオンズCでも7着に健闘したように、相手なりに差し込める力を持っている。
武豊騎手は21年10月のオータムリーフS以来、2年3カ月ぶりの手綱となるが、末脚特化型で手は合いそう。自身の記録を更新するデビューイヤーから38年連続の
JRA重賞制覇となるか、その手綱捌きに注目である。