5歳の実力馬
ラーグルフがAJC杯(21日、中山)で始動する。
昨年は8月
札幌記念8着後、10月
毎日王冠を予定していたが自重。宗像師は「暑さもこたえていたと思います。体温も平熱より高めで夏の疲れもあったと思うので、しっかり休ませました」と経緯を説明する。
先週11日はWコースで5F67秒9〜1F11秒4(強め)と強烈な伸び脚で力強く先着。同師は「動きは良かったし、だいぶ戻ってきましたね。体も500キロ台(前走・
札幌記念は498キロ)はあって、走れる体になっています」と復調に目を細める。
4歳の昨季は1月
中山金杯優勝→2月
中山記念2着と厳寒期に大活躍した。「以前のやんちゃな面はなくなってきました。距離も2000メートルまではこなしているし、コントロールも利くので2200メートルでも頑張ってほしいです」と指揮官。
イクイノックス、
ドウデュースとも戦った強力5歳世代の実績馬が、得意の“冬の中山”で重賞2勝目を見据えている。
スポニチ