「根岸S・G3」(28日、東京)
昨年の覇者
レモンポップが次走でG1タイトルを獲得したように、
フェブラリーS(2月18日・東京)に向けた前哨戦。本来なら人気を集めたはずの
ドライスタウトが屈腱炎で休養を余儀なくされ、混戦模様が漂う。データ班のイチ推しは3年連続参戦の
タガノビューティーだ。22年3着、23年4着。三度目の正直で、タイトルをつかみ取る。
▼傾向(過去10年)
フェブラリーSの前哨戦として01年に現在の施行条件で定着した。過去10年の優勝馬は本番で10、不、1、3、1、5、1、4、2、1着(不は不出走)。16年
モーニン、18年
ノンコノユメ、20年
モズアスコット、23年
レモンポップが連勝を決めている。
▼人気
1番人気〈5・2・0・3〉
2番人気〈1・2・3・4〉
3番人気〈1・2・0・7〉
4番人気〈1・1・2・6〉
5番人気〈0・0・2・8〉
勝ち馬8頭が4番人気以内。近年は比較的平穏傾向。
▼
ステップ 準OP〈0・0・0・4〉
OP競走〈0・4・5・50〉
中央重賞〈9・5・5・45〉
地方重賞〈1・1・0・22〉
勝ち馬8頭が中央のダート重賞から参戦。また、同全頭が前年11月以降に一度は出走していた。
▼前走内容
勝ち馬8頭が4着以内だった。
▼馬齢
4歳馬〈2・1・1・9〉
5歳馬〈4・2・2・23〉
6歳馬〈3・4・3・32〉
7歳以上〈1・3・4・63〉
4〜6歳馬が中心。
▼所属
美 浦〈2・0・1・27〉
栗 東〈8・10・9・89〉
地方馬〈0・0・0・11〉
栗東所属馬狙いが正解。
▼重賞実績
勝ち馬8頭にダート重賞で3着以内があった。
▼馬体重
勝ち馬9頭が前走で480キロ以上。ある程度の馬格は欲しい。
▼決め手
逃 げ〈0・0・0・10〉
先 行〈1・3・1・34〉
差 し〈6・4・4・44〉
追 込〈3・3・5・39〉
直線の長い東京らしく差し、追い込みが利く。勝ち馬8頭が前走でメンバー3位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目クリアはゼロで、3年連続参戦の
タガノビューティーが唯一の減点1。三度目の正直でVへ。(記録室)
提供:デイリースポーツ