古豪
タガノビューティー(牡7、栗東・
西園正都厩舎)が、
根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)で重賞初制覇を目指す。
タガノビューティーは
父ヘニーヒューズ、
母スペシャルディナー、母の
父スペシャルウィークの血統。これまで32戦7勝。ダート専科のイメージだが、2歳時には
朝日杯FSで
サリオスから0秒6差4着の実績がある。リステッドとオープンは計3勝。一方、重賞では13戦して昨年の
かしわ記念、
武蔵野Sの2着が最高着順。あと一歩で戴冠を逃している。
根岸Sで実に14回目の重賞チャレンジとなる。東京ダ1400mは6戦して[2-2-1-1]のベスト舞台。唯一の着外にしても、昨年の
根岸Sで
レモンポップから0秒3差の4着だから、十分に力を示す内容だった。当時に比べて、今回は相手に恵まれた印象。同期の多くは現役を退いたが、ここで待望のタイトルをつかみ取り、
フェブラリーSに弾みを付けたい。