2023年度の
JRA賞授賞式が29日、都内で開催。
最優秀4歳以上牝馬・最優秀マイラーに選出された
ソングライン陣営は有限会社サンデーレーシングの吉田俊介氏らが登壇した。
同馬は父
キズナ、
母ルミナスパレード、母の
父シンボリクリスエスの血統。21年の
NHKマイルCではハナ差2着に敗れるも、同年の富士Sで重賞初制覇を飾る。翌年2月にサウジアラビアの1351ターフス
プリント(沙G3)を制して海外重賞タイトルも獲得し、帰国2戦目には
安田記念を勝利して念願のGI初制覇。23年は
ヴィクトリアマイルでGI・2勝目を挙げると、勢いそのままに史上3頭目となる
安田記念連覇を飾った。また、同一年における
ヴィクトリアマイル、
安田記念の連勝は09年
ウオッカ以来、史上2頭目の偉業だった。
【有限会社サンデーR吉田俊介氏のコメント】
「4歳の時も
安田記念を勝たせていただいたんですが、喉のほうに軽微な問題があり休まなければいけなくて、昨年久しぶりの競馬でサウジもうまくいかなかったんですが、馬が強くなって林先生に調整いただき、
ヴィクトリアマイル、
安田記念と戸崎騎手を鞍上に、強い競馬をしてくれました。
11月にノーザン
ファームへ帰ってきまして、すぐ他の馬に顔を蹴られて怪我してしまったんですが、今はすごくきれいに治っていました。早ければ2月から種付けできると思うんですが、馬格は男馬のようで素晴らしく、スピードもありましたので、強いお母さんに似た子どもがうまれたらいいなとおもいます」