07年
クイーンSを制した
アサヒライジングの最後の産駒となる
タッカーライジング(牝3、美浦・
古賀慎明厩舎)が、日曜東京5Rの3歳新馬(芝1800m)でデビューする。
タッカーライジングは父
シルバーステート、
母アサヒライジング、母の
父ロイヤルタッチの血統。母は07年
クイーンSの覇者。惜しくもGIタイトルには手が届かなかったが、06年のアメリカン
オークスと
秋華賞、07年の
ヴィクトリアマイルで2着、06年の
オークスで3着と、牝馬のGI戦線を大いに沸かせた。
昨年末から坂路とWを併用して乗り込まれ、攻め量は十分に足りている。Wコースでの最終追いは馬なりで5F67秒8-1F12秒0だから、時計的にも水準レベルだ。母の産駒はこれまで
JRAで7頭が走り、
リインフォースの1勝のみと苦戦しているが、最後の仔が意地を見せられるか。是非とも好勝負を演じ、一昨年1月に天国に旅立った母を喜ばせてほしい。