「
シルクロードS・G3」(28日、京都)
2番人気の
ルガル(牡4歳、栗東・杉山晴)が2番手から抜け出す完勝で重賞初制覇を決めた。勝ち時計は1分7秒7(良)。2着に1番人気の
アグリ、3着に3番人気の
エターナルタイムが続き、上位人気馬での決着となった。
好スタートを決めた
ルガルは、逃げる
テイエムスパーダの番手を確保。直線で追いだすと、後続を寄せ付けることなく2着馬に3馬身差をつけた。
1番人気に推された昨年11月の前走・
京阪杯では2着に敗れた。4歳となって迎えた今回、待望の初タイトルを獲得。西村淳は「見ての通り強かったですね。終始手応えは良かった。ゲートだけが難しい馬だけど、ゲートもクリアしてくれて言うことがないです」と完勝を振り返る。
高松宮記念(3月24日・中京)へ期待が高まる勝利となった。「このまま成長してG1の舞台でも活躍してくれると思う。僕自身も頑張ります」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ