「
きさらぎ賞・G3」(2月4日、京都)
少頭数ながら可能性を秘めた好素材が淀の舞台に集結する。中心となるのは無傷2連勝でのタイトル奪取を狙う
シヴァースだ。
京都のマイル戦でデビュー。中団でじっくりと脚をため、直線に向くと一気に
ギアチェンジ。上がり33秒8の脚で差し切り勝ちを決めた。騎乗したルメールが「2歳馬には見えなかった」とレース後に口にしたように素質は相当なものだ。1F延長が鍵になるが、友道師は「
モーリス産駒だけど、距離は延びても問題なさそうなタイプ。調教と実戦では馬が全然違いますが、相手に関係なく自分の力を出してくれる」と評価する。ここで結果を残し、今後の視野を広げたい。
ファーヴェントもV候補だ。東スポ杯2歳Sでは3着に敗れたものの、じわじわ長く脚を使い0秒3差まで詰めた。1週前は松山を背に栗東CWで85秒1-37秒1-11秒2の好時計をマーク。田代助手は「しまい重点でスッと反応できていて、動きは全く問題ない。メンタルもしっかりしている」と好感触だ。
シンザン記念で上がり最速の脚を繰り出して最後方から3着まで猛追した
ウォーターリヒトも参戦。また、阪神芝二千の新馬戦を上がり33秒9台の脚で圧勝した
ビザンチンドリームが初タイトルを狙う。
提供:デイリースポーツ