昨年の
ローズSを制し、
秋華賞で2着だった
マスクトディーヴァ(牝4、栗東・
辻野泰之厩舎)が、
東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)で重賞2勝目を狙う。
マスクトディーヴァは父
ルーラーシップ、
母マスクオフ、母の
父ディープインパクトという血統。祖母は01年の
スワンSなど重賞を3勝した
ビハインドザマスク。近親には07年
ヴィクトリアマイルを制した
コイウタを筆頭に、
サンライズソアや
アグネスアーク、
ユラノトなどの活躍馬が並ぶ。
ここまで5戦3勝。前々走の
ローズSでは中団から突き抜け、1分43秒0の
JRAレコードで重賞初制覇。続く
秋華賞も早め先頭の
リバティアイランドを1馬身差まで追い詰めて、負けて強しの2着だった。キャリアは僅かに5戦、しかも成長力が武器の
ルーラーシップ産駒だけに、今年こそはGIタイトルが
ターゲットとなる。
今回は初のマイル戦だが牡馬相手でもきっちりと結果を出し、来たる春のGI戦線に弾みを付けたい。