全国のリーディング上位騎手14人が腕を競い合う「第21回佐々木竹見カップ ジョッキー
ズグランプリ」が1月30日、
川崎競馬場の2レース(9、11R)で争われ、初出場で
JRAの
横山武史騎手(25)=美浦・
鈴木伸尋厩舎=が2連勝で史上初の完全優勝を果たした。
9Rを2番手から鮮やかに差し切ると、11Rは逃げ切り、合計100ポイントの満点を叩き出した。「
地方競馬の方たちと乗る機会はあまりないので、今回の経験を今後につなげたい」と刺激を受けた様子だった。賞金200万円については、2007年に2位となった父の
横山典弘騎手(55)=美浦・フリー=を引き合いに「父はたぶんお酒に消えたんじゃないですかね(笑い)。僕はお世話になった方たちと、食事に行ければ。有意義に使えると思います」とファンを沸かせた。
JRAからは
松山弘平騎手(33)=栗東・フリー=と2人が出場し、2位は55ポイントの
矢野貴之騎手(39)=大井・東京都騎手会=(岩手・
村上忍騎手が疾病で欠場のため出場)、3位は49ポイントの
吉村智洋騎手(39)=兵庫・飯田良厩舎=となった。
スポーツ報知