◆第64回
きさらぎ賞・G3(2月4日、京都競馬場・芝1800メートル=良)
クラシックに向けて重要な
ステップとなる3歳限定重賞は12頭によって争われ、レネ・ピーヒュレク騎手=ドイツ=が騎乗した1番人気の
ビザンチンドリーム(牡3歳、栗東・
坂口智康厩舎、父
エピファネイア)がデビュー2連勝で重賞初Vを飾った。短期免許で来日しているピーヒュレク騎手も
JRA重賞初勝利。坂口調教師は22年
阪神スプリングJ・JG2の
エイシンクリック以来、2度目の重賞制覇となった。勝ちタイムは1分46秒8。
鼻差の2着に10番人気の
ウォーターリヒト(
幸英明騎手)、さらに鼻差の3着に8番人気の
シヴァース(
ミルコ・デムーロ騎手)が続いた。
レネ・ピーヒュレク騎手(
ビザンチンドリーム=1着)「私自身、実は負けたと思っていた。ちょっと遅かったかな、と思っていたので、この結果には驚いています。この勝利は、オーナーや調教師、厩舎のみなさん、
JRAのサポートのおかげ。(レースは後方から)ゲートは上手に出たんですけど、自分の
バランスをつかむまでに時間がかかった。そのなかでも本当にいい馬だと思います。彼自身、素晴らしいしまいの脚があると思っていたので、それを信じて乗りました」
スポーツ報知