「
きさらぎ賞・G3」(4日、京都)
上位横並びの大接戦を制したのは、1番人気の
ビザンチンドリームだった。道中は
テイエムリステットと
シヴァースが引っ張る形。前半5F60秒2という平均からややスローの展開で勝負どころを迎えると、最後は大外から強襲した
ビザンチンドリームが3着まで鼻、鼻差の大接戦をものにした。2着には10番人気の
ウォーターリヒト、3着に8番人気の
シヴァースが入った。勝ち時計は1分46秒8(良)。
JRA重賞初制覇となった殊勲のピーヒュレクは「ありがとうございます」と日本語で第一声。「私自身負けたと思っていたのでこの結果には驚いている。この勝利ができたのもオーナー、厩舎、JRAにサポートしてもらったおかげです」と感謝の言葉を口にした。
「ゲートを上手に出てくれましたが、自分の
バランスをつかむまでに時間がかかりました。いい馬だし、しまいは素晴らしい脚があるのは分かっていたので、信じて乗りました」と相棒の末脚をたたえていた。
提供:デイリースポーツ