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【デイリー杯クイーンC展望】良血馬サフィラが重賞初制覇狙う

デイリースポーツ
  • 2024年02月04日(日) 21時50分
 「デイリー杯クイーンC・G3」(10日、東京)

 桜戦線を見据えて、今季の初陣を迎えるサフィラ。1週前追い切りは、栗東坂路で4F54秒5-11秒9を記録。シャープな伸び脚を披露し、仕上がりは良好だ。全兄は19年朝日杯FS覇者サリオス、異父姉は20年エリザベス女王杯有馬記念2着のサラキアという確かなバックボーンを持つ良血馬。始動戦をきっちりものにする。

 鋭い決め手を発揮して、デビューVを決めたアルセナール。1週前追い切りは、美浦Wの併せ馬で7F96秒8-11秒9をマークし、手応え優勢で併入した。異父姉に昨年のマイルCSを制したナミュールを持つ血統馬。現時点での実力を測る試金石の一戦となるが、無傷V2を飾り、姉が歩んだ牝馬クラシックロードを進んでみせる。

 阪神JFを爪の不安で回避したルージュスエルテ。約4カ月ぶりとなるが、1週前追い切りでは、美浦Wの3頭併せで6F81秒4-11秒7をマークし、年長馬2頭と併入。状態面に不安はなさそうだ。未勝利戦、1勝クラスをともに5馬身差で逃げ切って、ポテンシャルは相当。ここで賞金を加算して、春のクラシックに備えたい。

 未勝利戦を上がり33秒7の切れ味で快勝したクイーンズウォーク。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F83秒5-11秒3を計時し、古馬と併入。好気配が漂っている。今回は長距離輸送、左回りと課題はあるが、将来性を感じさせる好素材だ。

 阪神JF9着以来となるコスモディナー。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで、僚馬2頭をあっさり置き去りにする圧巻の動きを披露。前走で大きく減った馬体も戻っており、反撃態勢は整っている。

提供:デイリースポーツ

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