「
デイリー杯クイーンC・G3」(10日、東京)
桜戦線を見据えて、今季の初陣を迎える
サフィラ。1週前追い切りは、栗東坂路で4F54秒5-11秒9を記録。シャープな伸び脚を披露し、仕上がりは良好だ。全兄は19年
朝日杯FS覇者
サリオス、異父姉は20年
エリザベス女王杯&
有馬記念2着の
サラキアという確かな
バックボーンを持つ良血馬。始動戦をきっちりものにする。
鋭い決め手を発揮して、デビューVを決めた
アルセナール。1週前追い切りは、美浦Wの併せ馬で7F96秒8-11秒9をマークし、手応え優勢で併入した。異父姉に昨年のマイルCSを制した
ナミュールを持つ血統馬。現時点での実力を測る試金石の一戦となるが、無傷V2を飾り、姉が歩んだ牝馬クラシックロードを進んでみせる。
阪神JFを爪の不安で回避した
ルージュスエルテ。約4カ月ぶりとなるが、1週前追い切りでは、美浦Wの3頭併せで6F81秒4-11秒7をマークし、年長馬2頭と併入。状態面に不安はなさそうだ。未勝利戦、1勝クラスをともに5馬身差で逃げ切って、ポテンシャルは相当。ここで賞金を加算して、春のクラシックに備えたい。
未勝利戦を上がり33秒7の切れ味で快勝した
クイーンズウォーク。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F83秒5-11秒3を計時し、古馬と併入。好気配が漂っている。今回は長距離輸送、左回りと課題はあるが、将来性を感じさせる好素材だ。
阪神JF9着以来となる
コスモディナー。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで、僚馬2頭をあっさり置き去りにする圧巻の動きを披露。前走で大きく減った馬体も戻っており、反撃態勢は整っている。
提供:デイリースポーツ