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ワールズエンド 距離融通利きそう キタノライジンの勝負根性は魅力

スポニチ
  • 2024年02月06日(火) 05時24分
 【新馬戦総括】先週は3場で計6鞍の新馬戦が行われた。

 京都日曜芝1600メートル戦で良血馬がそろった一戦を制したのは池添厩舎のワールズエンド。大外17番から好スタートを決め、道中4番手から進めた。前に壁をつくれず、前半は少し行きたがるそぶりを見せたが、直線に向いてから良血らしい加速力で抜け出した。

 母リラヴァティは16年マーメイドSを制し、祖母シンハリーズの子供に16年オークスなど重賞3勝を挙げたシンハライトを拝した優秀な母系。池添師がレース後に「マイルから2000メートルぐらいを考えたい」と距離の融通は利きそう。今後の成長次第で大舞台を狙える好素材だ。

 ダートは東京日曜・キタノライジンの内容が良かった。498キロの大型で勝負どころでもたつくシーンはあったが、外から勢いをつけて豪快なフォームで差し切った。2着馬が迫ってくるとグイッと加速。優れた勝負根性も見せた。レースぶりから距離延長も問題ないか。実戦味がありそうなタイプで昇級後も手堅く走れるとみた。

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