JRAは6日、新規騎手免許試験合格者を発表した。大江原哲元調教師を祖父に持つ
大江原比呂(19)=美浦・武市=は騎手課程第40期生として卒業し、現役7人目のJRA女性騎手となる。女性ジョッキーの誕生は4年連続。石神の父は
石神深一騎手、吉村の父は園田の
吉村智洋騎手。合格者8人には3月1日付で騎手免許が交付される。
大江原は、父が美浦・蛯名正厩舎で調教助手として活躍中の勝氏、祖父は哲元調教師とばりばりの競馬一家。勝氏は「楽しみではあるけど不安もある。危険な仕事ですから…。ただ、彼女の夢なので応援をしていきたい」と、自らが目指していた騎手人生をまな娘に託す形となった。
大江原は騎手を目指すきっかけに、藤田菜七子の活躍を挙げた。「トレセンでも優しく丁寧に接していただきました。今村さんも一年目から活躍していたので、負けないように頑張りたい」と抱負を語った。
提供:デイリースポーツ