「
デイリー杯クイーンC・G3」(10日、東京)
20年
朝日杯FS覇者
グレナディアガーズの半妹
クイーンズウォークが7日、栗東坂路で鋭伸。未勝利戦を勝ったばかりだが、好調ぶりをアピールした。
重賞タイトル奪取へ向けて手応えは十分だ。
クイーンズウォークが栗東坂路で躍動した。終始馬なりだったが、前へ前へと脚を伸ばし、4F53秒1-38秒1-12秒0をマーク。福永助手は「ここへ向けて調整は順調で、しっかりとした動きを見せていました」と合格点を与えた。
新馬戦は勝ち馬に逃げ切りを許したが、2戦目では外から上がり33秒7の豪脚で2馬身差の快勝を収めた。「もともと血統や素質の高さに期待していましたが、2戦目でしっかりと勝ち上がることができました」と同助手。20年
朝日杯FS覇者の
グレナディアガーズを半兄に持つ素質馬。その才能が着実に形となって現れてきた。
過去2戦と比べると、メンバーレベルはグンと上がる。同助手は「関東までの長距離輸送がありますし、距離や左回りも初めてと、新たに課題として挙げられる点はあります。強いメンバーを相手に、春につながるような走りができれば」と期待を込める。良血馬が豪脚を武器に、初の重賞舞台でラ
イバルに堂々と立ち向かう。
提供:デイリースポーツ