北海道新ひだか町の
アロースタッドで9日、種牡馬展示会が開催され、同スタッドで種牡馬生活を送る全29頭が紹介された。展示会には日高管内の生産者はじめ約500人の関係者が集まった。
最初に登場したのは23年ダート総合(
JRA+NAR)チャンピオンサイアーとなった
シニスターミニスター(21歳)。続いて、今シーズンから
アロースタッドで種牡馬生活をスタートさせる
カフェファラオ(7歳)、
テーオーケインズ(7歳)、
ファストフォース(8歳)、
ユニコーンライオン(8歳)、
パンサラッサ(7歳)の5頭が紹介され、それぞれの管理調教師だった、
堀宣行調教師、
高柳大輔調教師、
西村真幸調教師、
矢作芳人調教師がマイクを手に、現役時代のエピソードなどを交えながら多くの配合を呼び掛けた。
また、
パンサラッサの主戦騎手を務めた
吉田豊騎手も駆けつけて「この馬には夢のような経験をさせてもらって、感謝しかありません。
パンサラッサの子供には、この馬のスピードと最後まであきらめない根性を受け継いでもらってほしいと思いますし、その産駒に携われるような騎手でありたいと思っています」と、愛馬の門出に力強いエールを送った。