京都11Rの第117回
京都記念(4歳以上GII・芝2200m)は3番人気
プラダリア(
池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒1(良)。3/4馬身差の2着に1番人気
ベラジオオペラ、さらに2馬身差の3着に9番人気
バビットが入った。
プラダリアは栗東・
池添学厩舎の5歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母シャッセロール(母の
父クロフネ)。通算成績は15戦4勝。
レース後のコメント
1着
プラダリア(
池添謙一騎手)
「直線抜け出して、内から足音が聞こえたので、一瞬あっと思ったのですが、また差し返したというか、もうひと伸びしてくれました。良い内容だったと思います。
返し馬からゲート入りまですごく落ち着いていましたし、道中もスムーズで、3コーナーから4コーナーではいつでも動けるポジションを取ることができました。抜け出してからどんな感じかと思っていましたが、強かったと思います。
最後、しぶとく脚を使ってくれましたし、前回(
有馬記念)はGIという壁に跳ね返される形でしたが、この感じならもう一度(GIに)臨んでいけるのではないかという内容だったと思います」
2着
ベラジオオペラ(
横山和生騎手)
「相手は勝ち馬とみて、それをかわせばというイメージの競馬をしました。一瞬抜けかかったのですが、勝ち馬は併せる形で力を発揮するタイプで強かったですね。ただ京都の2200mはこなしてくれましたし、次につながる競馬だったと思います」
3着
バビット(
団野大成騎手)
「今日は内も伸びていたので、思い切って内を狙いました。最近では一番のパフォーマンスでしたし、これを機に復活してくれたらと思います」
4着
シュヴァリエローズ(
西村淳也騎手)
「勝ちに行きました。その分1、2コーナーで力みましたが、それはすぐにおさまりました。最後までよく頑張っています」
5着
ラヴェル(
M.デムーロ騎手)
「難しい面のある馬です。でも向正面で1頭で走ったら
リラックスしていました。直線はジリジリという感じで、前と脚色が同じになりました。バテてはいません。ここを使って良くなりそうです」
6着
ブレイヴロッカー(
酒井学騎手)
「初めての重賞で差のない競馬をしてくれました。最初力みはありましたが、向正面では流れの中で競馬をしていました。直線の追い比べでは上位馬ほどビュッとは伸びませんでしたが、馬は伸びようとしていました。力が備わってくれば、このクラスでも十分勝負できると思います」
8着
ルージュエヴァイユ(
松山弘平騎手)
「馬は落ち着きがありました。雰囲気も良かったです。スタートして1、2着馬を見ながら溜める形の競馬をしました。勝負どころで動き切れなくて、離されてしまいました。もっとやれる馬です。今日は動き切れませんでした」
ラジオNIKKEI