デビュー21年目の
川田将雅(38)が11日の東京競馬12Rを
ハードワイヤードで勝ち、
JRA通算2000勝を達成した。史上9人目(現役4人目)。1万2187戦目での大台到達となった。レース後に行われたウイナーズサークルでのセレモニーには、多くのファンが詰めかけ祝福の声援を送った。
川田は来週からカタール、サウジアラビアと中東に遠征するだけに「無事に今週中にやれたのは良かったと思います」とホッとした表情を見せた。デビュー丸20年での大台達成に「年間100勝ずつしないとたどりつけない。それだけ乗せていただいてありがたいですし、多くの馬たちに感謝したい」と述べた。
現役では
武豊、
横山典弘、
柴田善臣に続く4人目の快挙。「これからも先輩方に近づけるよう、一つ一つ頑張っていきたい」と川田。2000勝はあくまでも通過点だ。
今年もルメールと、し烈なリーディング争いを繰り広げている。「ここ数年は日本人代表のつもりでやってきた。これからもルメールといい戦いをしていきたいと思っています。来週からはカタール、サウジに行きますが、日本馬もたくさん行きます。みなさんに応援していただけたらと思います」とファンにアピール。日の丸を背負った川田の中東での活躍に期待したい。
スポニチ